公開天文台基礎調査2024

調査概要

  • 目的:公開天文台全体の経年推移を調査するため
  • 実施:JAPOS 調査研究委員会
  • 期間:2024年4月15日-11月30日
  • 方法:WEBフォームを使用(依頼文を9月末に郵送)
  • 年度:2023年度について
  • 調査方針
    • 事務コストを軽減し、持続可能な調査を実施する
    • 回答数を増やすため、最低限の項目に絞る

集計結果

有効回答数

76館が回答(5月30日までに62館が回答)

回答率

38% ※白書2018を100とする

回答率を向上させるには

  • 郵送等で再調査が必要->9月末に案内を郵送14館回答が増加
  • 回答できなかった理由を探る必要がある
  • 来年度までに改善が必要
回答施設の施設種別(n=76)
回答施設の施設種別(n=76)

観望会の実施頻度

観望会の実施頻度(n=76)
観望会の実施頻度(n=76)

週1回以上実施の館が55%であった。 白書2018が35%、白書2006が49%であることから、実施頻度が高い館が回答している可能性が高い。

施設での観望会の年間参加人数

施設の夜間観望会の年間参加人数(n=74)
施設の夜間観望会の年間参加人数(n=74)

最大値:14,516人
最小値:41人
平均値:2,532人(外れ値を除く)
中央値:1,198人(外れ値を除く)
合計:187,374人

小規模館が多く、5,000人以下が86%

観望会の参加人数の推移

白書2006、白書2018、基礎調査2024のすべて回答している24館を分析した。

夜間観望会の年間参加人数の推移(n=34)
夜間観望会の年間参加人数の推移(n=34)
2006 2018 2023
中央値 1,340 1,460 1,668
平均値 2,551 3,152 3,036
最大値 11,000 13,954 14,516
最小値 210 195 0
総数 86,744 107,166 103,211

中央値は上がり続けている
=>参加者の少ない一部の間が頑張っている。

職員数について

施設において主に天文を担当する正規職員の数(n=74)
施設において主に天文を担当する正規職員の数(n=74)
施設において主に天文を担当する非正規雇用職員の数(n=74)
施設において主に天文を担当する非正規職員の数(n=74)
※極端に多かった、85人、45人と回答した施設は除いた。

施設における天文を担当する正規職員及び非正規雇用の職員の数を表に示した。なお、非正規雇用職員にはボランティアが含まれていることに注意が必要である。

本調査について

  • お問い合わせ:日本公開天文台協会 調査研究委員会
  • データの使用について:「日本公開天文台協会」のクレジットを付けて頂ければ、非商用・商用問わず、自由に使用することが可能です(CC BY 4.0)。

日本公開天文台協会 調査研究委員会まで